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2009/9/15更新
熊谷豊 熊谷 豊(くまがい ゆたか)
生年: 1955年
出身地: 長野県岡谷市
所属: 有限会社クマケン
役職: 代表取締役(中小企業診断士)
職業区分: 民間コンサルタント・シンクタンク
〒343-0851 埼玉県越谷市七左町6-23-5
TEL: 048-962-5520
FAX: 048-963-4074
E-mail: info*kumaken-ltd.com
※メールアドレスの@は*に置き換えて表示しています
URL: http://www.kumaken-ltd.com/
専門分野
[ □印は最も得意とする分野 ]
□農業者と食品産業のマッチング
■地域戦略構想書の作成
■合意形成手法
■事業推進マネジメントの方法
■地域活性化戦略
■地域資源の利活用(未利用、観光資源等)
■技術シーズと製品開発ニーズのマッチング
■生産工程・製造工程管理
■新商品開発の方法
■マーケティング戦略
■デザイン・広報戦略
■地域ブランド戦略
■食の安全・安心、リスク管理
■消費者とのコミュニケーション
■「新技術・新産業」の事業性評価(事業化能力、商品化見通し妥当性など)
対応可能な
コーディネート業務
1.現状の内容(進捗プロセスとフェーズ)の整理と問題の明確化(意識共通化)
2.重要問題の解決方向性(方向性が見出せない場合は、事業化の見込みはない)
3.運営組織(プロジェクト・委員会etc)事務局、手順、役割、ルールの取決め
4.メンバー選出とオリエンテーション研修(合意形成、価値観ベクトル合わせ)
5.行程表(ロードマップ)の作成
6.進捗状況、モニタリング会議の開催
7.商品開発・事業化戦略構想の青写真=たたき台(アウトライン)の企画案作成
8.企画案→文献・現地訪問調査でたたき台の肉付け作業
 ・類似、成功失敗の取組事例の調査と分析評価
 ・事業構想及び商品コンセプトの市場顧客の適合調査
 ・連携先及びパートナーの選定調査と絞込み
 ・生産原価の調査と価格設計
 ・地域資源の生産能力(数量)及び品質調査と見込生産量の設計
 ・生産技術と設備機器(施設)の技術調査と設備機器の概要
 ・市場性及び市場規模の調査と需要予測
 ・販売方法及びチャネルの調査
 ・広告宣伝の調査と販促戦略
 ・リスク調査と分析評価
9.調査資料を検討し構想案→商品開発・事業計画書(案)の作成
10.商品開発・事業計画書(案)の妥当性の評価
 ・商品開発について(技術・市場の事前評価)
   公設機関、大学、技術センターなど商品化のコア技術レビュー
   パートナーの生産加工技術のレビュー
   ターゲット顧客に事前プレゼン及びヒアリング実施
   想定販売チャネル(民間企業・経済連系統)の意見聴衆
 ・施設・生産設備概要と費用
   生産設備の各機器メーカの見積徴集
   施設建屋の見積徴集
 ・事業組織と人員採用計画
 ・資金計画(生産計画・販売計画)
 ・事業収支見通し
11.妥当性評価に基づき商品・事業計画書の修正変更→事業計画書の完成
12.実施事業基本計画書の作成及び変更
13.実施事業詳細計画書の作成及び変更
14.商品開発・事業化の実行(プランの実行)
 ・商品開発の実現フェーズ
 ・事業化実行フェーズ
 (法人組織化 人員採用配属 教育訓練 施設設備 原価 商品 資金等)
食農連携推進に向けた
活動実績
(事業、業務等、実施期間、概要)
1.もみ殻の資源利用調査研究(2001年〜2003年)
 米の低温貯蔵庫から出荷する際、精米時に発生する大量のもみ殻の利用方法として、敷床の転用の調査研究(もみ殻の保存形態、保存の経年変化1年、使用した時の影響調査など)をH県のI農協、Y社連携で調査研究。I農協、Y社で構成した研究チームのリーダとして取組んだ。

2.ほたて貝殻の肥料化事業(平成1998年)
 H県のB社、ほたての貝殻の破棄物をA漁業組合と提携し資源化転用の事業化。事業計画書作成、設備機器の調達、商品など支援した。

3.腐葉土の培養土活用事業(平成1996年)
 N県山にある大量の腐葉土をプラグ培土に利用した。O社がN農協、技術センターと連携し事業化。単位当たりの米の発芽率が従来に比べ1.5〜2倍になりN経済連の指定銘柄になった。O社のコンサルタントとしてN農協、技術センターとの打合せや調整役を担った。

4.米ぬかの健康食品の応用(平成1993年)
 T県のD社がT、K大学と提携し米ぬかの酵素から健康食品を製造販売。米国のアラビノキシランの技術を日本で応用研究し商品化、菌の培養技術がポイント。工場設備、人員採用、販売チャネル構築などコンサルタントとして支援した。

5.魚類等の飼料化事業(1985年〜1990年)
 T,H県のABTの各漁業組合とS社が提携し食用以外の魚類を飼料として事業化した。 海域と魚種により油脂が異なり脱油、油量調整技術が事業化のポイントになった。生産技術、プラント施設の設備仕様書の作成及び事業化計画の支援を行った。
食農連携等に
関連した講演等の実績
(演題、場所、実施時期等)
1.経営革新で「売上と利益を伸ばす」 
 (2008年10月 受講者20名程度 宮城県 A社機械卸売業)
2.「職務遂行で求められる能力」と評価方法 
 (2008年5月 15名程度 東京都 H社医薬品卸売業)
3.「お客の心をつかむ」営業とは
 (2007年11月 受講者30名 栃木県 M社機械製造業)
4.「管理職に求められる」マネジメント
 (2007年4月 受講者10名 徳島県 B社資源リサイクル業)
5.「容器リサイクル法」に於ける有価物需要と価格動向
 (2007年2月 受講者8名程度 北海道 S町役場)
食農連携推進に係る
委員等の実績
主な著書・執筆物
・メディア出演等
1.提案営業で成功する99のポイント(オーエス出版社単書)
2.中小企業診断士試験合格の秘訣(経林書房共著)
3.販売士試験一発合格(経林書房共著)
4.営業マンスキルUPの手法(中小企業経営研究会連載11回)
食農連携や地域活性化に
対する想い(メッセージ)
 機械設備の製造販売業の民間企業に30年間勤務し今年退職、コンサルティング専門会社を開業しました。前勤務先では、調査研究やコンサルティング活動しましたが、大半が取引先や関連諸団体からの依頼に基づくものでした。そのためご要求の食農連携に関するコーディネータとしての実績が殆どありません。
 前勤務先の商品は、クラインが新事業や新商品の生産設備に使用する一品の開発品が多く、幅広い業界業種を技術面から商品・事業化をサポートしていました。食関連については、経済連や食品メーカとの取引も多く、農作物の入出庫・選別装置、脱脂粉乳の出荷関連、食品の配合調合など設備機器を開発納入していました。全農系、商社系の流通経路、取引慣例、風土文化の違いも実務面で経験しています。
 地域の食材や文化には非常に興味と関心があります。前勤務先では全国を飛び回っていたので(全県制覇)、時間があれば必ず郷土名物や史跡を訪ねていました。
 例えば麺類ですと、蕎麦では北海道の緑黄やゴマ蕎麦、新潟のへぎ、長野県の信州そば、神田のやぶ蕎麦、山形の天童蕎麦、うどんでは香川の讃岐、長崎県の五島、秋田の稲庭、埼玉県の岩槻、群馬水澤うどん等を、街を徘徊しながら食していました。確かに美味しいのですが、ラーメンと異なりスープには無頓着過ぎると感じています。
 ラーメンは麺とスープ、具材のコラボで売出しているが、うどんや蕎麦は麺での売出しが結構多いようです。「出汁や具材の工夫と改良で、新たな市場を見出すことは十分可能ではないか」等と常日頃考え想像しています。
 食は地産地消と云いますが、地域の消費を超え大量に生産できる未資源の食材を活用した事業・ブランド展開ができれば、地域経済が活性化し雇用確保にも繋がります。多層化したクラスター群が集積すれば、連鎖反応し観光ビジネス等も誘発し地域の新たな産業経済や文化を形成することになります。
 最近では、花畑牧場の生キャラメルが事例として面白いと思います。大手乳業メーカは酪農家から集荷する生乳は生産調整できないので、余乳は保存のためチルド状の液体か、脱脂等の粉に加工しています。生乳を原料にして付加価値のある地域ブランドの商品化したことは素晴らしいことです。
 生産農家・食品加工業者・流通業者・大学等と連携し、地域の食材資源の生産の高度化や新産業創造等の事業の取組は、ある面では異業種交流活動であり、もう一面では産業基盤を形成することで、地域おこしのビックプロジェクトにも繋がります。
 当然、構想段階から資金力や商品開発力があるアンカー企業とパートナーを組むことは理想ですが、IT化社会では地域の専門家や技術力のあるメンバーが結合し、知恵と工夫を凝らせば新産業の創造やブランドの形成は十分可能なことです。
 食農連携及び農商工連携の取組で大きな問題になることは、メンバーの価値観や利害関係が異なる点にあります。この部分を解消し、チームとして連帯意識を醸成し合意形成を促す力量はコーディネータに強く求められることになります。
 少子高齢化社会の到来で、食に対する欲求はますます多様化が顕著になり、地域食材の商品ブランド化は、まさに時代の要求に応えるものです。