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2013/7/19更新
阿久澤豊 阿久澤 豊(あくざわ ゆたか)
生年: 1953年
出身地: 群馬県
所属: 阿久澤中小企業診断士事務所
役職: 代表(中小企業診断士)
職業区分: 民間コンサルタント・シンクタンク
〒379-2154 群馬県前橋市天川大島町3-36-9
TEL: 027-263-4001
FAX: 027-263-4001
E-mail: chusho_consal*yahoo.co.jp
※メールアドレスの@は*に置き換えて表示しています
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専門分野
[ □印は最も得意とする分野 ]
□地域資源の利活用(未利用、観光資源等)
■地域活性化戦略
■生産工程・製造工程管理
■新商品開発の方法
■マーケティング戦略
■知的財産権
■消費者とのコミュニケーション
■中山間地の渓流や使われなくなった養殖池を活用した鱒などの養殖振興の構想
■伝統作物を品質向上のために産学で共同研究し、成功した事例の分析と紹介
対応可能な
コーディネート業務
  • 地域で獲れる農林水産物や観光資源の洗い出しと生産者や事業者の思いの共有化、消費者、特に生活協同組合の会員といった「もの申す消費者」が求める価値観、例えば低農薬、無農薬の作物、生産物をアドバイスし、実現の支援をすること。
  • 型にはまらない現場サイドの視点に立った地域活性化戦略の立案の支援。
  • 農林水産業の雇用を拡大する地場産業の再生、創出の支援、例えば山間地の耕作放棄地を活用した薬用植物の栽培、商品化のため製造業者を取り持ち製品化すること。
食農連携推進に向けた
活動実績
(事業、業務等、実施期間、概要)
  • 北海道浜頓別町役場水産振興事業・ホタテ貝加工及び毛ガニ蓄養施設の建設と活用、1978年8月〜1980年9月
     浜頓別町はオホ−ツク海に面した水産業(ホタテ貝、毛ガニ)を基幹産業とする町であり、水産技師として帆立貝の干し貝柱の加工と生きた毛ガニの蓄養施設を併設する加工センタ−の基礎実験と補助金申請や事務作業を行い施設の建設に関わった。干し貝柱は漁連を通じ販売した。当時、毛ガニは塩茹で冷凍での出荷のため付加価値が低かった。そこで活ガニとして札幌や東京の高級料理店への出荷を目指し、蓄養、保冷、運搬試験を行い販路開拓に道筋をつけた。
  • 藤岡地域ベンチャ−支援センタ−コ−ディネ−ト事業・タイ王国における神流町味噌の販路開拓、2004年11月〜2005年3月
     神流町(旧中里村、万場町)にある4つの味噌生産業者は昔ながらの製法による味噌作りをしていたが近年の観光客減少や味噌汁離れなどで売上高が大きく減少していた。
     そこで日本料理ブ−ムが起きていたタイの日本料理店店主とアポを取り、現地に商品を持ち込み試食してもらった。味の改良が必要とのアドバイスを受けた。
  • 藤岡地域ベンチャ−支援センタ−コ−ディネ−ト事業・万場高校の水産科設置の提言、2003年12月
     神流町(旧万場町)にある群馬県立万場高校は清流神流川に面した自然豊かな学校であり過疎化するこの町にあって地域の人材育成に大きな貢献をしてきた。しかし、生徒数の減少、他地域への流出が続き魅力ある学科が急務となっていた。町役場からアユやヤマメなどの淡水魚資源を活用した地場産業振興と人材育成のため水産科の設置を群馬県に陳情するための資料作りを依頼され提言した。その結果、高校に水産コ−スの設置が実現し、飼育地や焼干し機が導入された。
  • 平成19年度マスタ−センタ−補助事業・「県内農業経営の担い手の現状と課題」調査研究、2007年6月〜2008年2月
     群馬県の農業は首都圏にありキャベツなどの野菜の生産県であるが高齢化の進行、低迷する農産物価格から担い手問題が深刻化していた。群馬県農業局地域農業支援課、農業公社、農業会議、農林大学校やJA及び先進的農業法人などの協力の下でヒヤリング、アンケ−ト調査を実施した。その結果、新規就農者の促進、次世代後継者の育成、企業感覚の導入と農業経営の企業化、先進的農業法人の更なる高度化などの提言をまとめ関係機関に問題提起を行った。
  • 平成20年度マスタ−センタ−補助事業・「農業・観光等の地域資源を活用した中山間地の活性化の可能性」調査研究、2008年6月から2009年2月
     利根郡片品村は典型的な中山間地で高原農業とスキ−、民宿などの観光が主産業である。中小企業診断士7名で調査を実施した。地域の農業、観光資源などを元に片品村における食農連携、地域連携について具体的なプロジェクトを提言としてまとめ町役場やヒヤリング参加者に対して報告会を実施した。
  • 「赤城山及び南麓の地域資源を活かした地域活性化セミナ−」
    2012年11月5日、7日、9日
    食と農の連携事例、赤城山活性化事例の発表とパネルディスカッション
  • 「甘楽町記念行事・きらっとかんらねっとシンポジウム」 2013年2月2日
    甘楽町の食と農の連携等による地域活性化の提言について町民と意見交換
  • 「赤城西南麓地域の連携づくり研修会」 2013年2月18日、20日、22日
    食と農、食と観光の連携、赤城山の活性化で実践している事業者の事例発表
食農連携等に
関連した講演等の実績
(演題、場所、実施時期等)
  • 中里村経営戦略研究会、中里村商工会館(中里村商工会) 2003年2月24日
  • 合併を契機とした若手経営者の町おこし、新町商工会館(新町商工会)
    2003年2月26日
  • 鬼石町及び近接地域活性化の提案、鬼石町商工会館(鬼石町商工会)
    2003年10月31日
  • 子持村中小業の経営革新と地域活性化、子持村商工会館(子持村商工会)
    2004年11月22日
  • 小野上村中小業の経営革新と地域おこし事例の提言
    小野上村商工会館(小野上村商工会)、2006年3月1日
食農連携推進に係る
委員等の実績
  • 担い手支援スペシャリスト、群馬県担い手支援協議会から委嘱され中小企業診断士として農業経営改善計画作成の支援を行う。2008年9月〜
  • 関東地域活性化支援事務局地域活性化アドバイザ−、中小企業基盤整備機構から委嘱され中小企業の新連携事業、地域資源活用事業および農商工連携事業等に係る経営上の課題解決の相談等に対して助言等を行う。
    2008年4月〜
主な著書・執筆物
・メディア出演等
  • 「県内の経営革新計画承認企業の経営革新の調査研究」
    社団法人中小企業診断協会群馬県支部 2003年1月
  • 「中小企業の知的財産戦略」
    社団法人中小企業診断協会群馬県支部 2005年8月
  • 「県内農業経営の担い手の現状と課題」
    社団法人中小企業診断協会群馬県支部 2008年1月
  • 「農業・観光等の地域資源を活用した中山間地の活性化の可能性」
    社団法人中小企業診断協会群馬県支部 2009年1月
食農連携や地域活性化に
対する想い(メッセージ)
 私は食に関する仕事とずいぶん深いかかわりがあると思っています。一つは浜頓別町役場で水産物の生産、販売に携わりました。二つは生活協同組合でス−パ−マ−ケットの農産物と水産物の担当者として市場での仕入や店舗での加工、販売の経験を積み、店長になりました。生協は農薬をなるべく使わない有機栽培の農産物や添加物、着色料不使用の食品や抗生物質をなるべく使わない鶏卵、豚肉などを生産者と協同で開発し、消費者に販売する仕事を数十年続けてきました。いわば食農連携の草分けです。 農に関しては脱サラし、中小企業診断士として仲間と群馬県内の農業法人や認定農業者の調査研究活動を行いました。昨年からは群馬県農業会議の担い手支援スペシャリストとして相談業務を行っています。個人的にも8年ほど前から知人の地主さんから一反の農地で一通りの野菜を作っています。知人の農家の人たちは本当に一生懸命作物を作っていますが収入は微々たるもので食べていけません。
 地域活性化に関しては地域ベンチャ−支援センタ−で中山間地の商工会や会員から地域おこしや特産物の開発などで数多くの相談を受けアドバイスを行ってきました。
 片品村の農業・観光資源の調査を行いそれらを活用したプロジェクトを提案しました。 地域には数多くのすばらしい農産物や観光資源そしてなによりも活力ある人材という資源があります。私は食農連携コ−ディネ−タ−は食農連携と地域活性化を同時に実現できる専門家として期待されていると考え応募いたしました。